お中元用ビールつくってきいました

てなわけで、5/31(土)に那珂市の木内酒造さんでお中元用ビールをつくってきました。

参加メンバーは快楽天コタツ議事録のゆーぢゅさん、ばってらMilkさん、ASKAさんです。

今回も春のビールと同じくホワイトエールとIPAの組み合わせです。

ホワイトエールは前回のレシピを元に徳島産のすだち100%果汁を追加しました。

IPAは前回のレシピからIBU125からIBU150へ引き上げるためにホップの量を増やしました。

 

作業はいつもどおりの流れでモルトの計量から始まります。分量はインストラクターさんが計算してくれたものです。

 

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粉砕したモルトを釜の中にぶっこんでまぜまぜします。以前のしゃもじより小型になったので固まりになりにくかったです。

 

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この後は温度計監視係とまぜまぜ係に分かれて糖化作業です。みんな作業してるので写真はありませんw今回は循環作業なしで63℃まで上げ、その後3回循環で67℃まで上げました。

ここで釜の蓋を閉じて40分待ちます。

この間に恒例の蕎麦セットを食べます。かき揚げが絶品です。

 

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今回はこのタイミングでテイスティング用ビールをだしてもらいました。

ホワイトエール・ペールエール・アンバーエール・スウィートスタウトの4種類です。

 

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このあとは軽く昼寝休憩してから作業再開です。

ヨウ素液で糖化が完了してるかチェックします。完了した麦汁はこんな感じです。

ちっさいプラカップの方にヨウ素液を垂らして確認します。グラスの方に入っているのはテイスティング用の麦汁です。ほんのり甘いです。

 

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テイスティング後は麦汁の温度を76℃以上に上げて酵素の働きを止めます。

その後は濾過作業で釜の中の麦汁を10分間循環します。右側が循環後の麦汁です。IPAの場合、ぱっと見は麦茶みたいです。

 

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濾過後は隣の釜に麦汁を移動します。この作業は麦汁を移動する係とジョウロで釜の上から移動前の麦汁に熱湯シャワーする係にわかれます。この作業はモルトの層が空気に触れないように熱湯シャワーをします。手が熱くなりますので要注意。

そしてホップの投入です。今回もいままでと同じく3回に分けて入れます。1stはチヌーク110g、2nd・3rdはザーツ20gです。量が増えてるだけで種類は前回と同じです。

 

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ホワイトエールの方は3rdホップ投入後にすだちです。徳島産100%果汁です。そのままだとものすごく酸っぱいです。強烈に酸っぱいです。ただ2L強ぶっこんだ後の麦汁をテイスティングしてみるとちょうどいい感じでした。

 

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これはIPAの3rdホップ投入前です。ちょっとわかりずらいのですが、煮立ってて蒸気がすごいです。ホップ投入時は少し離れたところから投げ入れたほうがスムーズに済みます。

 

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そして最後は釜から冷却した麦汁を専用の容器に入れ替えて作業は終了です。ここからは木内酒造さんが仕上げてくれます。

出来上がりは6週間後の予定です。ホワイトエールは5%、IPAは8%なので、真夏に冷やして飲むのにちょうどいいかと思います。

次は秋のお彼岸用ビールを7月中旬に造りに行きます。スタイルはこのままの予定です。